鶴見 白濁無濾過:優しい柔らかい甘さと香り、その後に続く香ばしさが素晴らしい!

年末年始の時期は、日本酒も焼酎も新酒が出回ってきます

そういった意味で毎年楽しみな時期です。

特に濾過していない無濾過の焼酎は旨味や香ばしさが凝縮されており、気に入った焼酎は次の年も必ず飲みたくなってしまうので、冒険しにくいところもあるのですが、今年は新しいものに挑戦してみました!

そのひとつが今回ご紹介する”鶴見 白濁無濾過”です(^^)/

※今回は2023年のものです

 

注意
※スマートニュースからの購読だと写真がほとんど表示されない場合があります。その際は記事の一番下に表示される「オリジナルサイトを読む」をクリックしてくださいm(__)m

鶴見 白濁無濾過の味と飲み方

鶴見 白濁無濾過の案内には以下のような文言が並びます

強烈な芋臭さのある玄人向け芋焼酎

【この焼酎の特徴及び注意事項】

日本一芋臭く、甘みがある個性的な芋焼酎を目指して製品化されました。初めて芋焼酎を飲まれる方には不向きです。

蒸留したままの焼酎を無濾過で25度にして瓶詰めしました。瓶詰より数ヶ月はガス臭が強烈ですが、開栓後数週間放置いただくことでガス臭が抜けて甘みのある芋焼酎を楽しめます。お試し下さい。

気温等により白濁やオリが出ますが、自然の香味の成分です。よく振ってご賞味下さい。

開栓後の長期保管は油成分の酸化により風味が劣化するのでお気を付け下さい。

芋臭さを楽しむなら、お湯割りが最もお勧めです。

”芋臭さ”というのは字面だけ見ると悪い言葉のように感じますが、芋焼酎好きにとっては誉め言葉

期待値が高まる魔法の言葉なのです(笑)

さて、この鶴見 白濁無濾過は白麹で造られているとのこと

むむむ・・白麹か…

色々飲んで自分の嗜好に気づいたのですが、私は黒麹好きなのです…

コクのあるどっしりとした飲みごたえが大好きでして…

そういった意味で”蒸留したて むろか利八 黒”は毎年の定番です

白麹は、ほわぁぁ~とした優しい甘みと口当たりが特徴で、黒麹よりもあっさりとした印象なのです。なので、まったくの好みで申し訳ないのですが、白麹の焼酎でご紹介していないものが多いのも事実…※本当にごめんなさい

開栓する前に「う~ん、、どうかなぁ」と一抹の不安を抱えたのですが…

まずは香り

うーむ・・そこまで強いプンプン感はないように感じるが…

グラスに注いでみると確かに白濁(笑)濁っとる!!

そして安定のお湯割りにして飲んでみると…

!!!

おおおぉぉ…

やはり白麹特有の優しい柔らかい口当たり、優しい芋の甘み香り、そのあとに無濾過特有の香ばしさや旨味が広がってくる!

物足りなさを感じるかと思ったけど、そんなことはなく甘みと旨味で優しく押し切る感じ!

気づけば3杯目、4杯目とツマミなしですすむすすむ(笑)

いや、やはりこういう焼酎こそ芋焼酎初心者の方は飲んだほうがいいのではないだろうか?

また、名前で焼酎を飲んでいる方々にも味わってもらった方がいいのではないだろうか?

改めてそう思いました…

日本酒もそうですが、販売期間や保存方法を考慮し、品質の安定を図るとどうしても味が平坦化し落ちてしまう…※なので日本酒に関して生酒が私大好きなのです

もちろん、いつでも安定した味のものが飲めるという定番商品は素晴らしいのですが、こうして素晴らしい新酒に出会ってしまうと、新酒こそ美味い酒(焼酎)の本質だと思ってしまうのです

その分だけ、温度管理や遮光とか保存期間とか気を遣うことになりますが…

特に日の当たるところにコレクションとして長期間飾られているプレミアム焼酎の味をありがたがっている方々には、試してもらいたい焼酎であることは間違いありません。

鶴見 白濁無濾過の販売時期

だいたい毎年、12月中旬~下旬より新年度の焼酎が販売されます

鶴見 白濁無濾過の在庫を見る

鶴見 白濁無濾過の詳細情報

以下、鶴見 白濁無濾過に関する情報です。

種類

芋焼酎

原材料

さつまいも(白豊)・米麹

アルコール度数

25度

酒蔵

大石酒造株式会社

鹿児島の観光・グルメ・おでかけ情報なら

鹿児島よかもん再発見!

おすすめの記事