薩州正宗:40年ぶりに復活した薩摩の清酒　

2017年1月1日 2017年10月21日

takupt

焼酎好きなのですが、清酒も好きな管理人。鹿児島に40年ぶりに復活した濱田酒造さんの清酒「薩州正宗」を初めていただきました※ちょっと遅いですが。。

薩州正宗純米吟醸

清酒を飲む習慣があまりない鹿児島なので、私も友人に清酒好きっていうのを話すと、よくつっこまれます。
「悪酔いする」「薬っぽくね？」
前者の悪酔いについては、水やお湯などで割らない分、途中途中で水分摂取をし、個人にあった量さえ守れば問題ないと思います。※ワインなどにしても同じことです。
後者の薬っぽいっていうのは、個人的に美味しくない清酒の代表みたいなものです。それですべてを語らず、「薩州正宗」にチャレンジしていただきたいところです。

味と飲み方

さて、「薩州正宗」の個人的な感想ですが、淡麗であっさりとした飲み口。料理の味をすんなりつつみこむような、やさしい味わいです。
へたな日本酒だと強すぎる甘みやエグみなど、極端な主張が際立つのですが、そんなものはありません。スッっと水のようにのどに流れていき、口の中にかすかな余韻を残します。個人的には、魚料理やうす味の煮物などのお共にしたいところです。

ちなみに今回は純米吟醸酒でしたが、このほかに純米酒と生酒があります。とくに生酒は、製造から加熱処理をいっさいしていないお酒なので大変デリケート。※その分、微発泡していたり、メロンのような香りが際立ったものが多いです。私はワイングラスで飲みます。そのため、清酒の蔵元では一般に流通させることはせず、蔵元のある地元でしか手に入らないといった話はよく聞きます。
「薩州正宗」の生酒も、薩摩金山蔵売店「蔵乃仲見世」だけの販売になっているようなので、いつか買いに行きたいです。
とにもかくにも、「薩州正宗」も立派な鹿児島のお酒。是非、お試しを(^_^)

【数量限定】金山蔵薩州正宗純米吟醸酒(生貯蔵酒) 15度 300ml