投稿間隔が物凄くあいていますが、どっこい、そこはしっかり飲んでいる管理人です。
仕事が忙しくて残業続きで、ちょいと”だれやめ”をすれば、すぐに眠気が来るという状況だったので、本サイト「鹿児島よかもん再発見!」の記事更新ですら、間隔があいていました。。(^^;)
こりゃいかんなーと、思いながら色々飲んでいるのですが、「おお!これは美味いぞ!」と思って、紹介タイミングを図っていると、紹介しようと思っていた焼酎がいつの間にかからっぽに。。なんてことも続いています(笑)
今回はそんな焼酎のひとつ、田村合名会社さんの”純黒 無濾過”をご紹介したいと思います(*^-^*)
田村合名会社とは?
指宿市山川成川に蔵を構える田村合名会社さん。創業は明治30年。代々受け継がれてきた和甕による一時仕込みは今も健在。白麹全盛期のころに黒麹にいち早く着目し、”薩摩の薫”の黒麹バージョンである”純黒”が誕生しました。
焼酎の無濾過とは?
あらかじめお伝えしておくと、無濾過ではない定番の純黒はすでに飲んでいます(^^;)
先にお伝えした”紹介しようと思っていたら、いつの間にか無くなっている焼酎”のひとつですね。。今回も定番の方を、買いに行ったのですが、無濾過に惹かれて買ってしまった次第でして。。本当は定番の純黒をご紹介する予定だったのです(;´∀`)
薩摩乃薫 純黒 黒麹 芋焼酎 25度 1800ml(2)
さて、そんな純黒ですが今回ご紹介するのは無濾過!
無濾過の焼酎と言えば、蒸留したての原酒にある不純物を取り除くために行う、冷却→濾過という工程をあえてぶっ飛ばした焼酎
これにより焼酎本来の香りや旨味、油分などがしっかり残り、味わい深い焼酎となります。
では、なんで一般的な焼酎には濾過が工程としてあるのか?
これは単純に考えて、不純物などの不確定要素を残すということは、品質を安定させることが難しくなったり、手間がかかったりするということが大きい気がします。特に開栓後は空気に触れることで、油分の酸化が起き、酸化が進むと芋焼酎の甘い香りが失せ、不快な香りになるといいます。
そういった点から、安定した焼酎を供給するという点で、濾過は大事な工程です。
逆に言うと無濾過を飲むということは、”品質変化が起きやすい”ということを頭に入れて、保存場所は暗く、高温多湿を避け、開栓後は速やかに飲む(一か月以内~長くて三か月ぐらいかな)という事を念頭に入れたいものです。
また、だからと言って、通常の焼酎が劣化しないというわけではなく、いずれも開栓後は早めに飲む方が、その焼酎本来の美味しさを存分に楽しめますよ!
無濾過の焼酎の飲み方
飲み方のおすすめはもちろんお湯割りです。※好みがありますので他の飲み方を否定はしていません(^^;)
無濾過の焼酎は先に伝えた通り油分があります。ということは、それが溶けることで旨味がさらに広がるということですので、無濾過に関しては特にお湯割りがおススメという理由
そして、そのお湯割りも温度を大切にしたいところ。。
よく熱湯と焼酎を混ぜてしまいがちですが、その場合は、”焼酎濃いめ”じゃないと、焼酎の旨味や香気が損なわれる温度になります。
私は熱湯を使用する場合、温度調整のために、水3:焼酎3:お湯4などで調整し、40°台の”ぬる割り”をすることが多いです。
口当たりが優しいほど良い温かさだと、無濾過焼酎の持つ旨味を十分楽しむことができます。
純黒 無濾過の味とおすすめの飲み方
前ふりが長くなりましたが、純黒 無濾過のレポートです。
まずこの純黒という焼酎。まさにネーミング通り!黒麹のコクがとても凄い!
これ無濾過に限った話ではなく、定番の純黒でも物凄く感じます。黒麹の力強さを感じたいなら、これを飲んでくれ!と自信を持って進められる焼酎です。
で、この純黒無濾過はその力強いコクに、グワッ!っと広がる、芋の旨味がたまらないのです。
もちろん、これはお湯割り前提の話です。水割りだと花の蕾のごとく、純黒の旨味をギュッ!とまとめた感じ、旨味の刀を鞘に納めたような感じでしょうか。その分、口に少量ずつ含み口腔内で温めていくと、徐々に刀を抜くが如く、無濾過ならではの風味が口腔から鼻腔へ抜けていくような楽しさが感じられますね。
力強いコクと旨味を求めるなら、間違いのない一本となるでしょう
純黒 無濾過の在庫を見る
37度の原酒バージョンと25度バージョンがあります。
詳細情報
以下、 純黒 無濾過に関する情報です。
種類
芋焼酎
原材料
黄金千貫、黒麹
アルコール度数
25度
酒蔵
住所
鹿児島県指宿市山川成川773512-2
TEL
0993-34-0057