焼酎愛子：愛子様御誕生の際に皇太子殿下に献上された焼酎

2017.01.15 2023.07.02

焼酎愛子は、1999年12月に販売元の寺田商店というお店が三岳酒造に製造を依頼して造られた焼酎です。

愛子様が御誕生された際に、皇太子殿下に献上されたとのことで一躍有名になりましたが、その話が少し変化してしまい、｢愛子様御誕生を記念して造られた｣という話も出回っているようです。。しかし、これは大きな勘違いです。

焼酎愛子の名前の由来

元々、この名称は屋久島の「愛子岳」から付けられました。※愛子岳は、屋久島では昔から山岳信仰の対象となっており、多くの人が参っている山です。

そんな焼酎愛子でしたが、先に御紹介したように2001年の愛子様御誕生で注目されるに至ったのです。

焼酎愛子の味とおすすめの飲み方

皇太子殿下に献上されたという話ばかり先行しますが、味も当然、その話題に負けないものに仕上がっています。製造工程の中で、屋久島の自然水を使い、減圧蒸留と呼ばれる蒸留法を行う事により、通常より低い温度で沸騰させ焼酎を蒸留させています。これにより雑味が抜け、クセの少ない焼酎に仕上がっているのです。※常圧の場合、風味豊かな焼酎になるそうです。

実際に、飲んでみると芋のパンチは控えめで、非常にライトな口当たりです。香りも、芋！というよりは、完熟バナナのような香りがします。おそらく「赤兎馬」や「富乃宝山」を好まれる方や女性にはおすすめの焼酎ですね。

飲み方は、芋の風味を引き出したい方は、お湯割りの方が良いかと思いますが、個人的にはロックにちょい水が好きですね。ごいごい飲むよりかも、じっくり楽しみたい焼酎です。